それ、Notion で

View Original

5-2. オリジナルメモboxを作ろう

Notionは「考えてから配置する」という流れが常です。
しかし考える前にとりあえず書き出したいという事も往々にして存在します。

Evernoteや、Scarpboxのような簡易的なメモ帳の使い方にも近いと思いますが、Notionに書き出すというハードルを一気に下げてくれる管理方法があります。

考えずにとりあえず書く、タグで整理する」Notionにそんな柔軟性を持たせるための一工夫を紹介します。

オリジナルメモ・ドキュメントページの作り方

まずギャラリーページをプライベートに作ります。

デフォルトのページを削除し、プロパティの調整をします。
データベース機能を使ったページでカラムを残すと、ページ表示時に画面上部に現れて画面を汚すためプロパティの内容は選別しましょう。

おすすめは何でも登録する Multi-Selection の Tags と 更新日で 降順ソートを書けるための Updated Time です。

任意で、下記の操作も実施します。

  • 表示するプロパティを選択
    タグ量によっては表示すると視認性があがります。下がる可能性もあります。

  • Card Size
    一覧性が高いのはsmallです。好みで設定しましょう。

  • DBのロック
    プロパティが不意に増えるのを防ぐために実施します。

  • Fit Image
    コンテンツの画像の全体像を見たいときは利用します。

  • Sort
    Updated Timeでソートをかけると見つけやすいです。

最後に仕上げです、画面左下の New Page を実行し先ほど作成した、メモboxを指定し、空のページを作成します。

このオペレーションを実施することで、 New Page を実行した際のデフォルトページがすべてここに配置されます。モバイルでも同様です。

これで、一連の流れは完了です。即座にメモを取れるツールに早変わりです。

PCなら画面左下New Page 、モバイルなら右下の + からページを作成し、簡単にページを作ることができます。

どこのページにいても今回作成したギャラリー配下に保存されるため、
管理性が高く、気軽にメモを取れるツールとしても活用できるようになります。

また、タグには思いついた内容すべてを登録するようにしましょう。
ここでは、メモに対する整理の手間を増やさないために、すべてのカテゴリは1つのタグ(1つのプロパティ)で管理するのがおすすめです。

最終的にフィルターしてしまえば、プロパティを分けても分けなくても同じなためです。

たとえば、提案、議事録、プロジェクト名、参加者等々すべてタグを付与し、そのタグを用いて検索ができるようになります。

検索を実施する際には、データベース右上に表示されている検索窓から検索を実施することで、カラムの情報を用いて全文検索が可能です。

作成したカードの移動は、一度サイドバーのプライベート領域に配置し、次に目的の場所に移動させる。
という2STEPを踏むことで作成したメモも容易に配置可能です。

新しいメモのテンプレート追加

仕上げに、テンプレートも格納しましょう。

この処理を実施することで、テンプレートを活用した即時メモツールが完成します。
編集完了後に、対象の場所へ移動するだけです。モバイルでも同様のUXを提供することができます。

なおかつ、タグで検索ができ、ギャラリーとなっているので視覚的に内容が見やすい。

この一手間を加えることで個人メモとしてはとても威力が増す内容です。

おまけに

ビューでもいいですが、是非インラインのリンクドデータベースのダッシュボード的ページを作りましょう。

ビューの切替は少し面倒で、俯瞰性が悪いので、リンクドデータベースを利用し整理されたページを作成しましょう。

これによって、タグの振り分けによって自動で整理されるページを作り出すことが出来ます。

このギミックは後述する ビューをインラインに置き換える でも解説しています。

イメージとしては、タグをベースとしたカテゴライズダッシュボードのようなものを作るイメージです。

記載しているページのテンプレートは下記でもサンプルのテンプレート提供しています。
テンプレートをみることで、利活用のイメージが沸くと思います。

メモ置き場 & ダッシュボード

Notionのテンプレート機能を徹底解説。【サクッとチュートリアル】