1-1. Notionの歩き方
Notionは自由度が高いが故に、新規ユーザは何をしたらいいかがわからない、という状況を多く拝見します。
一言でいうならば 器用貧乏 なサービスです。
Notionに関わらず、新規サービスは、多かれ少なかれ学習コストが存在します。本サービスで考えると学習コストは比較的高めに位置するサービスです。 極力シンプルには作られていますが、豊富な機能によって様々な表現の手法が存在するためです。
この手法を熟知し、マイルールを決めるまでに時間がかかります。
Notionの使い方を理解できず、一度挫折を経験
一般的にサービスを利活用するときには、下記のSTEPを踏むことが多いかと思います。
- 対象のサービスを理解し何が出来るのかイメージする。
- 対象のサービスを利用して、実現したいことが実現できるかを試す。
- 対象のサービスを運用して、自身のリズム,要件にフィットしているかを確認する。
- 定常的な利用を実施する(課金)
どのステップにおいても、離脱(見切りを付ける)の可能性はありますが、Notionは STEP 1 の入り方を間違えると離脱の可能性がとても高いです。
おそらくほとんどの方は、STEP 1 の段階で利用検討を中止してしまうのではないかと感じています。 実際筆者も2018年の始めに触りましたが、コンセプトと利便性がよくわからず一度挫折しています。 そのときには、旅行のしおりとして友人と共有しながら使ったのですが、モバイルベースでの運用も仇になったのか一度利用を諦めています。
Notionを使うのは「PC」がおすすめ
NotionはUIがとてもシンプルに作られているため、まず STEP 2の試す。という部分から始めることが出来ます。実際に試すときには、やはりPCでの利用が推奨です。モバイルはReadもしくは、定型内の微修正くらいが良いでしょう。モバイルの完成度は、正直なところあまり高くはないです。
ですので、是非ともPCでの利活用を推奨したいです。
設計思想としても一見シンプルながら深掘るとパワフルな機能が備えているシステムを目指しています。 PCで利活用しながら操作していくことで、この多機能さの世界が見えたときに感嘆すると思います。
Notionの利活用の壁をうまく越えることができれば次第に作ることが楽しくなり、機能を調べ始め、先人のテンプレートを確認し表現の多様さを知り、Notionの表現技法がレベルアップしていく。
そんなイメージがとてもNotionの入りにはフィットしています。
まずは身近なメモを作って楽しむところから
そのため、まずNotionで身近なメモを作成 or 移動をイメージしてみてから作成するのが良いでしょう。
- 好きなお店のリスト
- 旅行のしおり
- ブックマークリスト
- 技術メモ
- 欲しいものリスト
- todoリスト
まずは、ベースとなるNotionの情報を見ていきましょう。
Notionの単機能としてどのような項目が実現できるかは、 Notion 機能サマリ こちらにまとめています。
Notionでのユースケースは Notionの利用例 こちらをご確認ください。