Notionがシステムダウン! 復旧に向けて確認すべきこと

2026年3月1日


Notionは、ビジネスの基幹ツールとしてさまざまな機能を持つため、突然のシステムダウンは業務の停止に直結します。「ページが開かない」「入力が反映されない」といったトラブルには、迅速な復旧と被害をできるだけ小さくすることが求められます。本記事では、Notionが利用できなくなった際に確認すべき点を解説します。さらに、障害発生時に有効な具体的アクションに加え、万が一の事態に備えたバックアップ体制についても紹介していきます。

Notionが利用できない!そんなときに確認すべき点とは

Notionにアクセスできない場合、まずはどのようなエラーが発生しているかを把握することが重要です。画面に表示されるメッセージは、問題の所在を特定するための重要な手がかりとなります。

よくあるエラーは「リクエストボディが大きすぎます」などです。これらは、Notion側で定められたコンテンツ生成量が上限に達したときに表示されます。

また、「未保存の変更:このページを目的の場所に移動する権限がありません」が出る場合は、アクセス権限に関する問題が発生しています。そのほか、Notionで発生する一般的なエラーメッセージには以下のようなものがあります。

  • 「エラーが発生しました」

  • 「問題が発生しました」

  • 「編集内容の保存に問題が発生しました」

  • 「変更を保存できません」

  • 「ストレージ操作が完了しませんでした」

  • 「Notionが破損しています」

エラーメッセージが表示され、Notionが動かないときは、まず「サービス全体の障害」や「ユーザー環境の問題」を確認する必要があります。

Notionがダウンした際の対応策!障害の切り分けと復旧アクション

ここからは、Notionを迅速に復旧させる具体的なアクションを順に解説します。

まず、Notionが公式に提供している「Notion Status(※1)」をご確認ください。ここではAPI、データベース、モバイルアプリなど、機能ごとの稼働状況がリアルタイムで更新されています。

「Operational」と表示されていれば正常です。オレンジ色の「Partial Outage」という表示は部分的な障害、赤色の「Major Outage」は重大な障害が発生していることを示しています。オレンジ色や赤色の場合は、公式の復旧を待つしかありません。

ちなみに、システム障害など「Notion Status」の情報は、メールやSlackへの通知設定が可能です。「Subscribe to Updates」ボタンから通知を有効にすれば、障害が発生した際、自動で連絡を受け取れます。

公式ステータスページで稼働状況を確認する

(※1)Notion Status:https://www.notion-status.com

Notionはクラウド型ツールのため、ネットワーク環境が不安定な場合は同期エラーが発生する可能性があります。Wi-Fiのオン・オフを切り替える、あるいは有線接続を試すなど、通信環境を改善してください。VPNを利用している場合は、一時的にオフにすることで接続が回復する事例もみられます。

インターネット接続と通信環境の確認

キャッシュの削除とブラウザの更新

Notionのブラウザ版を利用している場合は、蓄積されたキャッシュが干渉してエラーを引き起こすことがあります。ブラウザのキャッシュを削除するか、シークレットモードでNotionを開き、正常に動作するか確認しましょう。特定の拡張機能が原因となっている可能性もあるため、不要なアドオンを一時停止することも有効な手段です。

Mac:shift+cmd+R、Windows:ctrl+Rでキャッシュの削除が可能です。

アプリ版とWeb版を切り替えてアクセスする

特定のプラットフォームのみで不具合が起きている場合もあります。デスクトップアプリ版で動作しないときはWebブラウザ版を、逆にブラウザで開けないときはスマートフォンアプリを試してみてください。デバイスを横断してアクセスを試みることで、問題の所在がデバイス側にあるかを確認できます。

ログアウトと再起動によるリセット

基本的な対処法ですが、一度Notionからログアウトし再度ログインし直すことで認証エラーが解消される場合があります。また、PCやスマートフォン自体の再起動も、バックグラウンドで動作している不要なプロセスをリセットするために効果的です。

SNS検索やメール通知で情報を得る

SNS上で「Notion 障害」「Notion down」というキーワードを検索すると、同じ問題に直面している方が、何らかの投稿をしているかもしれません。まれに特定のエリア、特定のプロバイダに通信障害が発生しているケースもあります。

場合によっては、公式発表より前に情報を得られるかもしれません。おかしいと思ったら、SNS検索をしてみるのも1つの手段です。また、さまざまなWebサービスの障害を、ユーザー報告ベースで可視化する「Downdetector(※2)」のNotionページでも、現在の状態を確認できます。

Notionのシステムダウンに備えるためのポイント

ビジネスの用途でNotionを安定的に利用するためには、障害が起きてから対処するだけでなく、未然に対策をとることも大切です。もしものときに備えてできる対策をしておきましょう。

重要なデータの定期的なバックアップ

Notionのデータはクラウドに保存されていますが、万が一に備えて、手動でバックアップをとっておきましょう。ワークスペースの設定から「すべてのコンテンツをエクスポート」を選択すれば、Markdown形式やCSV形式でデータを手元に残せます。週に一度、あるいは重要なプロジェクトの区切りごとにバックアップを行うなど、運用ルールを定めておきましょう。

システム全体を俯瞰した運用設計

システム管理においては、Notion単体で対策を考えるのではなく、社内のITインフラ全体として運用体制を整えておくことが大切です。

例えば、Notionがダウンした際の代替連絡手段を定めておく、重要なドキュメントの共有先を複数確保しておくなどです。「BCP(事業継続計画)」の視点を持てば、突発的な障害にも冷静に対応できるようになります。

特に、重要なプロジェクトを進めているときや、多くの時間・労力・コストをかけたデータを扱う際は、万全のリスクヘッジが不可欠です。Notionのシステムダウンも含め、あらゆる「想定外」を「想定内」にしておくことで、業務へのダメージを軽減させましょう。

「守り」と「攻め」の戦略的Notion活用を支援ノースサンド

ITツールの性質上、障害を完全にゼロにすることは困難です。そのため、トラブルが発生することを前提とした「守りの運用」と、最大限に効率を高める「攻めの活用」を両立させる必要があります。

ノースサンドでは、企業のシステム環境を精査したうえで、最適なNotionの導入・運用支援を提供しています。バックアップ対策はもちろん、全社的な利用状況を把握し、ガバナンスを効かせた運用のサポートをしています。加えて、以下のようなサービスも展開中です。

  • 日本円での請求書払いに対応

  • 社内のNotion利用を定着化させるためのトレーニングを提供

  • 企業向けのNotion高機能テンプレートを配布

  • 日本語によるチャットサポートを完備

企業におけるNotionの活用をベースとして、ビジネスの成長を加速させたいならノースサンドへご相談ください。専門のコンサルタントが、貴社の環境に合わせた最適な戦略プランををご提案いたします。