2022年10月19日 (2024年10月16日 更新)
Notionを会社導入するコツ!説明方法からNG例の紹介
「Notionっていいよな。会社でも使えないかな?」 Notion を プライベートで利用しているうちに、仕事でも使いたい、自社にも導入したいと考えることはありませんか。
その際に、課題になるのが社内での上司やチームリーダーへのプレゼン。
そして、どのようにNotion の魅力を伝えるかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Notionを業務でも使いたい方に向けて、「会社に導入するコツ」を紹介するとともに、Notion を推薦するうえでNGポイントやオススメ方法などもまとめています。
▼Notionって結局、何ができるの?👇
動画:【保存版】"確実に"Notion導入を進める方法教えます🙋♂️
▼Notionを社内導入後、使いこなせていないとお悩みの方👇
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Notionを会社で導入したい!まずはNotion のメリットとデメリットを整理
「Notionを導入したいです!」 こう上司に伝えたとき、返ってくる言葉を想像できますか。
「それは必要なの?」 「なぜ導入したいと思うの?」 「業務にどう役に立つツールなの?」 新しいツール、ひいては有料である場合は、上司からの質問も鋭くなると予想されます。
こうした質問に対応できるようにする前に、まずはNotionを導入するメリットやデメリットについて整理しておきましょう。
Notionをチームで活用するメリット
Notionをチームで活用する際のメリットとして考えられるのは以下になります。
ページの複数人での同時編集
ノーコードで簡単に仕組みを作成できる
チームごとにページをグルーピングできる(チームスペース)
チームスペースや、ページごとにメンバーに権限を設定できる
多彩な表現力(タスク管理やデータベース、カンバン、ガントチャート)
本来、Notionはチーム利用を想定したツールであるため、ページの共同作業やタスク管理の方法の豊富さなど、チーム運用がしやすい環境となっており、活用メリットのほうが大きいと言えます。
Notionをチームで活用するデメリット
Notionをチームで活用する際のデメリットは、新しい概念のツールであるために、慣れるまでに時間がかかるという点です。Notionを使ったことがないメンバーからは、「Notionはちょっと高度」という感想を寄せられることもあるでしょう。
こうした対策には、社内勉強会などの対策が有効です。社内でNotionに詳しいメンバーがいない場合は、Notionアンバサダーや導入支援を行っている企業に研修を依頼してもよいでしょう。ただ、Notion の機能の一つひとつはシンプルで操作もわかりやすいため、仕様を理解してしまえば、使い方に困ることはないでしょう。
Notion導入に向けた効果的な説明や稟議への注意点
会社でNotionを導入したいという場合、まずは上司やチームリーダーに提案しプレゼンを行うことになるでしょう。そこで注意したいポイントを紹介します。提案やプレゼンを行うなかではNGである点もあります。ポイントをしっかりおさえてプレゼンに臨みましょう。
前提として、押さえていただきたいのが、Notion の機能説明に終始するのは避けたほうが良いでしょう。機能説明のみでプレゼンに臨んでしまうと、「Notionを導入する理由が弱い」となることがあり、よい結果を得られない可能性があるからです。
この前提を押さえたうえで、社内向けのプレゼンポイントをみていきましょう。
プレゼン1:機能が洗練・統合されていること
Notionの機能面を押してプレゼンをすると、Notionの機能一つひとつは既存のツールと同じため、「もう同じようなツール導入してるよね?」「Notionが必要な理由は?」という回答が返ってくることが予想されます。
Notionの特長は、それぞれの機能が洗練され、統合されていることです。そのため、機能を全面に出すのではなく、「Notionで構築できる世界観」を伝えていくのがポイントです。
プレゼン2:いくつかの課題がNotion1つで解決すること
普段の業務のなかで、Notionを会社で導入したいと考える理由には、「課題を解決したい」「効率化をしたい」という思いがあります。そのため、「この課題を解決するために、Notionを導入したい」と伝えれば、上司はもちろん乗り気になって話を聞いてくれるはずです。
しかし、冒頭でもお話した通りNotionのプレゼンにおいて、他ツールとの比較検討は避けるようにします。例えば、「営業システムを作って、課題を解決したい」と提案したとすると、SFA(*1)やCRM(*2)などと比較したときに、専用ツールのほうが優秀な場合があるからです。
Notionの強みは特化した機能ではなく、「さまざまな機能が合体していて、いくつかの課題がNotion1つで解決できる」ことです。個々の機能にフォーカスするのではなく「Aの課題、Bの課題、Cの課題もすべてNotionで解決できます」というようにプレゼンを進めていくのがポイントです。
*1 「Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)」の略語で、営業支援システムのこと
*2 「Customer Relationship Management(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)」の略語で、顧客関係管理のこと
プレゼン3:実際のデータでNotionの使用例を見せる
Notionで構築されたデモページやテンプレートを見せて説明する方法もありますが、これも控えるようにします。多機能で面白いツールであると伝わったとしても、実務に直結するイメージを見せられなければ、プレゼンや稟議は通りにくい現実があります。
例えば、プライベートで使っている映画ログや読書ログを使用例に出して、「これらが業務に転用できます」と説明しても、Notionを使っていない人からすれば、業務で使用している想像がつきにくいでしょう。
そのため、可能な限り実際のデータを入れ込み、Notionによってどのように業務が進められるのかを、よりリアルに説得するのがポイントです。
ノースサンドなら企業の導入支援を行なっております。実際のページ作成や稟議用の資料もお渡しできます。まずは相談してみませんか?
社内導入に向けて、Notionを推薦するための3つのポイント
ここまで紹介した注意点を踏まえて、具体的にNotionを推薦するためのポイントについてみていきましょう。
Notionの強みは、「ユーザー体験」「課題の解決能力」「コスト削減」です。この3点を押さえてプレゼン内容を構成すれば、社内導入にグッと近づくでしょう。
推薦ポイント1:Notionの強みは「UX(ユーザー体験)」
Notionの強みは一言でいうと、UX(ユーザー体験)です。Notionを使っていると楽しい、さらに、時間を忘れてページを作り込む人がいるほどです。この理由は、「Aの課題、Bの課題、Cの課題もすべてNotionで解決できる」からです。関わっている業務すべてがNotion1つに集約され、あらゆるものが”つながる”体験ができるがゆえに没頭してしまうのです。
このユーザー体験、そして世界観がNotion の推薦ポイントの1つです。この体験を享受するためには、実際にNotionを触ってもらうことが大事です。
推薦ポイント2:今ある課題を解決できるのがNotionかどうか
使い心地の良さや楽しさだけでは、Notionの導入には至りません。
伝え方としては、「業務における実状を踏まえて、Notionを使うことで課題を解決する」というストーリーが必要です。
実際、現状抱えている課題から、Notionによって解決された理想的な状態か、最低でも解決の兆しが見える状態を示しながら、説明や説得を進めていきましょう。
言葉だけではなく、実際に作成したNotionのページを見せて、課題解決のイメージがつきやすい現実味のある状態を見せるのがポイントです。
推薦ポイント3:リーダーや上司には「コスト」の説明をしよう
企業において、現場の課題感と、リーダーや上司、役員クラスの課題感は全く違う場合が多くあります。そのため、Notionによって業務が効率化され、日々のストレスが解消されると伝えても、なかなか響かないこともあります。そんな場合には、「コスト」面をアピールして攻めていきましょう。特に「人件費」「ツールの費用」の2つの点に注目して進めていきます。
<人件費>
会議を例に挙げて、人件費の目安として会議前、会議中、会議後の対応と、かかる時間についてみてみましょう。
会議前は議題の確認・作成と周知に60分
会議中は議事録の作成に10分
会議後は議事録の修正・まとめに30分
現状はこれだけの時間がかかっていて、Notionを利用すれば会議前と会議後の60分+30分が削減され、週1回の会議につき1.5時間の削減。これは、人件費に換算すると年間●万円の削減につながり、生産性向上を見込めるツールであることがわかります。
実際は、上のように、数字を使ってコスト削減をアピールしましょう。
<ツール費用>
前述のように、Notionのプレゼンのポイントは「いくつかの課題をNotion1つで解決できること」と紹介しました。
これをそのまま、現在利用しているいくつかのツールから、Notion1つに乗り換えられるとアピールするのもオススメです。例えば、導入している3つのツールがそれぞれA250万、B50万、C120万だとして、Notion1つにすれば288万になり、年間132万の削減につながります(※あくまで例です。実際の金額とは異なる場合があります)。
上司やリーダーとしても、工数やコスト削減ができれば嬉しいはずです。このように定量的に可視化して伝えていくのがコツです。
本記事のなかで何度も、Notionのプレゼンのポイントは「いくつかの課題をNotion1つで解決できること」と紹介しました。
これをそのまま、現在使っているいくつかのツールから、Notion1つに乗り換えられるとアピールするのもオススメです。
たとえば、導入している3つのツールがそれぞれA250万、B50万、C120万だったとして、Notion1つにすれば288万になり、年間132万の削減につながります。 (※あくまで例です。実際の金額とは異なる場合があります)
リーダーや上司としても、工数やコスト削減ができれば嬉しいはず。このように定量的に伝えていくのがコツです。
Notionを会社導入するコツまとめ・動画紹介
会社にNotionを導入するための説明や稟議を上げるイメージはつきましたか。改めて本記事をまとめると下記の通りです。
機能面で押さず、いくつかの課題がNotion1つで解決できる
実際のデータでNotionの使用例を見せる
今ある課題を解決できるのがNotionと説明する
上司やリーダーにはコスト削減を訴える
Notion を会社に導入するためのコツは、この内容は動画でもご覧いただけます。国内唯一のNotion公認コンサルタントの「よーじろー」が、プレゼンする側とプレゼンされる側を演じており、よりリアルに社内プレゼンをイメージできます。
会社にNotionを導入する際はノースサンドへご相談ください
Notion には、監査ログをはじめ、情報を守る機能がた多く搭載されています。しかし、使い方は多岐にわたるため、個人やチームに合ったセキュリティの設定を見つけるのに時間を要してしまう場合もあります。そんな時はノースサンドにご相談ください。
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