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Notionメールを使ったビジネスへの実践活用
2025年12月15日
はじめに
2025年8月、「Notionメール」待望の日本語版とiOS版への対応が開始しました。Gmailとの連携をベースとしたNotionメールはNotion AIを活用しながら、業務効率化に向けた新機能を備えたツールです。本記事では、企業での活用の視点からNotionメールの基本概要や実用化のメリットに加え、実践的な利用方法を詳しく解説します。Notionを使った飛躍的な業務効率化の一要素として、ぜひ参考にしてみてください。
Notionメールは、Googleアカウントと連携して利用できるGmail対応のメールクライアントツールです。2025年8月に日本語版とiOSアプリがリリースされました。
現在のNotionメールは、従来のブラウザベースの運用に加え、スマートフォンからでもスムーズに業務メールを扱えるようになりました。
Notionメールとは
Notionメール最大の特徴は、NotionとGmailを「つなぐ」アプリである点です。Notion独自のメール機能というわけではなく、Gmailの送受信をNotionのインターフェース上で行える仕組みになっています。
NotionメールとGoogleアカウントと紐づけることで、Notionから直接メールの閲覧・返信・スレッド管理が可能です。情報の一元化を実現できる点は、日常的にNotionを業務ハブとして活用しているチームにとって大きな魅力といえるでしょう。
また、Notionメール×Notion AIの連携により、メールの要約や返信案の自動生成も可能になりました。Notion AIが長文メールを短くまとめる。あるいは、文脈を踏まえた返信テンプレートを提示してくれたりするなど、「読む・書く」にかかる時間を大幅に削減できます。
また、Notionページ内で受信メールからタスク化し、プロジェクトデータベースと紐づけるといった操作も簡単に行えます。こうした連携によって、メールが単なる通信手段から、業務フローの一部として機能するようになりました。これこそ、Notionメールの大きな魅力です。
Notion公式ページでは「チームのための統合ワークスペース」を掲げています。Notionメールは、日々のメール業務さえもNotionに統合されました。今後も機能拡張が見込まれ、Notion AIとのさらなる統合強化が期待されています。
Notionメールの特徴
それでは、Notionメールはどこから始めたらよいのでしょうか。その使い方を紹介します。
Notionメールをダウンロードする
GoogleでNotionメールにログインする(Notionアカウントが必要)
GmailとNotionメールを同期させる
Notionメールの使い方
Notionメールを利用するには、まずNotionのアプリまたはブラウザ版から「Mail」メニューを開きます。Googleアカウントへのアクセス許可を与えることで、Gmailとの連携が完了します。これにより、Notionの画面上で送受信や検索などの基本操作が可能になります。
Googleアカウントとの連携
設定後は、Notionページやデータベースと並列してメールボックスを表示できるようになります。そのため、「プロジェクトの資料+関連メール」を1つの画面で管理することができます。また、Notion AIとの併用により、受信メールの要約、返信文の提案、英語メールの翻訳なども、ワンクリックで実行可能です。メールの確認にかかる時間を短縮し、判断や対応に集中することができます。
さらに、ラベルやスレッドをNotionタグとして管理でき、チーム全体でのメール対応ルールを、Notion内で可視化・共有可能です。Gmail単体では難しかった「チームでの一元管理」や「ナレッジ化」も、Notionメールを通して管理できるようになりました。
Notionとの併用と連携
Notionメールの主な機能とメリット
Notionメールを導入すれば、「スピード」「共有」「精度」といった業務の3つの軸における改善が期待できます。企業の部門やチームで、Notionメールを活用するための具体的なメリットを紹介していきましょう。
1. 業務のスピード向上:AIによる要約と自動返信案の作成
Notion AIには受信メールの要約機能があるため、内容の把握を迅速化できます。特に、プロジェクト管理者や営業担当者は、「読むコスト」(時間・労力)を大幅に削減でき、業務効率化に直結するでしょう。
2.情報共有の一元化: Notionページとのシームレス連携
Notionメールでは、メールをそのままNotionページやデータベースに添付できます。「顧客Aプロジェクト」ページに、関連するメールスレッドをリンクしておけば、過去のやりとりを関係者が参照可能になります。
3.精度と統制:組織全体でのメール運用ルール化
企業や組織がメールシステムを利用する場合、セキュリティ対策への配慮が欠かせません。Notionメールなら、アクセス権限や編集履歴がNotionの仕組みに準ずるため、誰が・いつ・どのメールを参照・編集したか、その証跡を残せます。また、テンプレート化した返信文をチーム全体で共有することで、品質の平準化も可能です。
Notionメールを業務で活用するためのヒント
Notionメールは、Notionを日常的に業務に取り入れている企業にとって、業務効率をさらに高めるための補助的なツールといえます。特に、Notion AIとの併用で、情報整理・返信作成・ナレッジ共有など、あらゆる業務において時間短縮と品質向上を両立できるでしょう。
ノースサンドでは、Notionメールを含むNotionの導入を、総合的にサポートしています。ライセンス契約から運用定着、テンプレート設計まで、企業のワークスタイルに最適化した導入支援も行っています。また、日本企業に嬉しい日本円での請求書払いにも対応しているため、為替変動の影響を受けない運用が可能となっています。
そのほか、以下のサービスも提供しています。
社内のNotion利用を定着化させるためのトレーニングを提供
企業向けのNotion高機能テンプレートを配布
日本語によるチャットサポートを完備
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Notion 3.0は、単なる業務効率化ツールではなく、働き方そのものを変革していきます。AIエージェントによる業務自動化は、人材不足や生産性の向上といった企業課題を解決します。
Notion 3.0の登場で業務効率化の可能性が広がるなか、ノースサンドでは企業がNotionを最大限に活用できるよう、導入から活用フェーズまでを包括的に支援します。また、日本円での請求書払いに対応しており、為替で費用が変動することがないため、コストが流動する不安もありません。加えて、以下のようなサポートも充実しています。
社内に浸透していくためのトレーニングを提供
企業向けの高機能テンプレートの配布
日本語のチャットサポート
チームの生産性を劇的に変える新時代のナレッジワークツールとして、Notion 3.0は大きな注目を集めています。業務フローにAIエージェントの導入を検討しているのであれば、まさに良い機会と言えるのではないでしょうか。
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