ユニークIDと外部連携

ユニークID:容易な外部連携

2023年6月16日


Notionから「ユニークID」機能がリリースされました。

ユニークIDとは、各ページに固有に割り振られた識別子のことで、ページのURLに含まれます。他ページからリンクを貼る際や、API連携などの際に利用できます。

本記事では、NotionのユニークIDについて徹底的に解説、ユニークIDの仕組みや活用方法を紹介します。

Notionのさまざまな機能を、よりスムーズに利用するヒントになれば幸いです。

NotionのユニークIDとは

NotionのユニークIDは、各ページについて固有のID(識別子)が割り振られ、そのページのURLに含まれています。このIDは、他のページからリンクを張ったり、API連携の際にも利用できます。

NotionのユニークIDはランダムな英数字の組み合わせで、一意(唯一の)であることが保証されています。

NotionのユニークIDは、データベースのレコードにも自動的に割り振られます。

NotionのユニークIDの設定方法

  1. データベースのプロパティ「ID」を追加

  2. ユニークIDの設定を登録する

  3. ユニークIDの追加を確認する

データベースのプロパティ「ID」を追加

ユニークIDを使うには、データベースのプロパティを追加する
「ID」のプロパティを追加

「+」をクリックし、メニューから「ID」を選びクリックします。

ページから追加する場合は「+プロパティを追加する」をクリックし、メニューから「ID」を選びクリック。

ユニークIDの設定を登録する

ユニークIDの詳細を設定する

新規のIDプロパティが追加されます。

ユニークIDのプロパティ設定を変更する

デフォルトでは、プロパティ名は「ID」と設定されています。

必要な場合は編集しましょう。

本サンプルでは「タスク ID」と入力しています。

ユニークIDの追加を確認する

データベースでユニークIDを追加するとこのように表示される

ユニークIDが追加されました。

後半の番号は自動的に付与されていきます。

ユニークIDを設定すると特殊なURLが発行される

上記のように設定した場合、「クリーンデイの企画」ページのユニークIDが「NSID-1」となり、「notion.so/NSID-1」のURLでそのページ・タスクにアクセスできます。

ページを削除してもユニークIDは変わらない

ユニークIDは1から順に付与されていき、ページを削除しても変わりません。

1度発行されたユニークIDはそのままです。

IDのプレフィックスを変更するとどうなる?

ユニークIDのプレフィックスを変更すると?

プレフィックスは直訳すると「前につく」です。ユニークID番号の前につく単語を設定できます。

プレフィックスを使用する場合は、必ず最初に決定し、運用後に変更しないようにしましょう。

なぜなら、すでにユニークIDを使用して他アプリなどと連携している場合で、プレフィックスを変更するとすべての連携が停止してしまうためです。

ユニークIDのプレフィックスの変更は慎重に行いましょう

まとめ

ユニークID機能を使って、さまざまな業務効率化が期待できそうですね。

ユニークID機能をまとめると下記の通りです。

  • ページやレコードの一意(唯一)性を確保するために欠かせない要素である

  • 1度発行されたIDはページが削除されても変わらない

  • ページ間のリンクやAPI連携にも役立つ

以上、NotionのユニークIDについての解説でした。

Notionerのみなさまの参考になれば幸いです。

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