8-4. 業務フローを変革させる
STEP 4の「Notion内で一連の業務を完結させる」についてです。
学習コスト無しで圧倒的利便性のあるツールは自然と広がりますが Notionは学習コストが高いです。 そのため導入したら勝手に爆発的に広がる事は無いでしょう。生産性向上系のツール好きや、エンジニアは元々マークダウンに近い距離にいるために自然に広がります。
しかし、その他の職種には限界があります。Notionは "効率" を与えてくれるツールであり、Notion がない生活は、Notionを使わないことによる不都合を生じませんから。
いわゆるこれはボトムアップアプローチです。
ワークフローにNotionを取り込む
ツールを社内に導入させるには、ワークフローを変えてしまうのが一番良いです。つまりこちらはトップダウンアプローチです。 Notionをワークフローとするためには下記のようなオペレーションを移行できると導入がスムーズかもしれません。
- マニュアルが Notionにしかない
- Notion のコメントをしないと xx が出来ない
- CEO のメッセージをNotionに寄せる
- 日報、週報をNotionとする
- 社員の自己紹介をNotionで実施
Notionは目的を達成するための手段
前回のエヴァンジェリスト(伝道師)と協業した内容を駆使して、一グループ、あるいは全社的に利用出来るシステムを作成します。
たとえば、上記であげて例を実現するシステム。
これらを Notionで利用し1つの目的を達成するためにNotionを活用するのではなく、 一つの目的を達成するためにNotion内ですべての事柄を完結できる業務とします。
これが完成すれば、Notionが一つのワークフローと化します。
業務を寄せるにはある程度の権限や、パワープレイは必要ですが、権限がある人に愚直に伝えるしかありません。 その際には是非完成したアウトプットを作った状態で見せるようにしましょう。
その頑張りとアウトプットが正しい物であれば、それを否定する人はなかなかいないでしょうから。
ツールへの移行コスト < 利用後の生産性の高さ の方程式が当てはまることを体現していきましょう。