Notion新料金プランを徹底解説!
〜企業で導入するならどれがお得?〜
2022年12月7日
Notionの「パーソナルPro」プランがなくなった?!新しいビジネスプランとは?
2022年12月7日に、Notionの新しい料金プランが発表されました。これまでのプランから大きく刷新され、なくなったプランと、新設されたプランがあります。
本記事はでは下記について徹底解説していきます。
Notionの新しい料金プラン。大きな変更点は?
個人ユーザーは有料プランを契約する必要になる?
企業の導入におすすめのプランとその理由
今だけお得にNotionを契約できる方法
結論、個人利用はフリープランのままで大丈夫です。
企業での利用の場合は、「プラスプラン(旧チームプラン)」「ビジネスプラン」「エンタープライズプラン」の3つがおすすめです。
詳しくは後述しますが、
Notionを個人で活用している方やチームで運用している方の参考になれば幸いです。
▼動画でも解説しています👇
【全員必見】Notionの"ビジネスプラン"って何?!😳【最新アプデ情報】
Notionの導入ならお気軽にご相談ください
個人ユーザーは有料プラン契約は不要
今回の料金プラン変更により、個人ユーザーが無料で利用できる「フリープラン」の機能がより充実になったため、基本的には有料プランを契約する必要はありません。
しかしながら、チームの連携やドキュメント、プロジェクトの一元化を進めるための機能が揃っており、企業での利用においてはNotionの有料プランが最大の力を発揮できます。
Notionを仕事仲間と一緒に利用し始めた際は、有料プランの契約がおすすめです。
パーソナルProプランや学割プランを利用している人はどうなる?
パーソナルProプランを利用している人の場合:
プラン名が「プラスプラン」に変わります。これまで同様、メンバーは1人に限られます。また、サブスクリプション価格も変わらず、年払いでは月額US$4、月払いでは月額US$5です。
学割プランを利用している人の場合:
学生および教育関係者は引き続き無料です。
Notionの学割プランは今後も提供される?
学割プランにサインアップした方は、同じ機能をすべて使用でき、特に変更はありません。
認定を受けた高等教育機関の学生や教員で、教育機関のメールアドレスを持っている方は、プラスプランの機能を無料で利用できます。(メンバー上限は1人)
詳しくは、下記ページよりをご覧ください。
Notionの新しい料金プラン。大きな変更点は?
Notionはすべてのユーザーの利用体験を向上させるため、常に改善されています。今回の料金プラン刷新では、個人もチームも最大限に活用できるような設計となりました。
今回はプラン名だけでなく、それぞれのプランで利用できる機能も大きく変更。また、複数の部門横断的にチームをNotion上でまとめたい会社向けに「ビジネス」プランという新しいプランも追加されました。
従来の料金プランと大きく変更されたポイントは主に4つあります。
プラン名の変更
フリープラン(旧パーソナル)の機能が増加
ビジネスプランが新たに追加
ゲスト数の新しいガイドライン
1. プラン名の変更
今回はエンタープライズプランを除いて、すべてのプランの名前が変更されました。また、従来の「パーソナルPro」プランが廃止され、新たに「ビジネス」プランが追加されました。
サブスクリプションの料金に関しては変更はありません。
2. フリープラン(旧パーソナル)の機能が増加
今回の料金プラン変更において、フリープランで利用できる機能が大きく変更されました。Notionはより多くの人々が自分のツールを構築して仕事や生活に役立てられるよう、無料版への投資を続けています。
新たになったフリープランでは、従来の有料プラン(パーソナルPro)でのみ利用可能だった機能が解放されました。
下記の表では、大きく変更された点をまとめました。
3. ビジネスプランが新たに追加
「パーソナルPro」プランが廃止され、新しく追加された「ビジネス」プランでは、複数の部門横断的なチームをNotion上でまとめたい会社のために設計されています。
プラスプラン(旧チームプラン)と比較した場合、下記の機能が使えます。
従業員による大規模なアクセスを管理するSAML SSO
機密性の高い文書用のプライベートチームスペース
ワークスペース全体のエクスポート機能(PDF)
コンテンツに関する実用的なインサイトを提供する高度なページアナリティクス
また、ビジネスプランの料金は下記となります。
年払いの場合、$15/ユーザー数/月(日本円の場合、¥2,100)
月払いの場合、$18/ユーザー数/月(日本円の場合、¥2,500)
※日本円の計算は2022年12月現在のレート
4. 招待可能のゲスト数に新しいガイドライン
ゲスト機能は、特定のページを外部の業務委託者やクライアントなどのパートナーと共有するためにデザインされています。社内のチームでゲストで運用することもあります。しかし、ゲスト招待可能な人数が変更されました。
今回料金プラン変更では、ゲスト数に新しいガイドラインを導入され、それぞれのプランに招待可能な人数が設定されています。これにより社内でのゲスト運用が難しくなり、ゲストを都度削除する必要があります。
プラン別でゲスト招待可能の人数に関しては下記の表の通りです。
しかし、社内のチームをゲストとして招待しての運用はあまりおすすめしません。
Notion本来の強みでは、ユーザ一人一人が自分の作りたい仕組みを自由に作れることです。これによって、それぞれの現場に合った仕組みができ、生産性の向上につながります。
しかし、ゲストではメンバーと違って、プライベートページを作成権限がなく、社員が自分で仕組みを作れません。そのため、Notionの強みを発揮できず、せっかく導入したNotionの効果が半減してしまいます。
Notionの導入ならお気軽にご相談ください
企業の導入におすすめのプランとその理由
あらゆるチームのニーズを満たすために、今回の新料金プランの変更で、企業導入時に選択できるプランが2つから3つに増えました。
企業で利用できるプランは?
企業で利用できるプランはプラス、ビジネスとエンタープライズプランです。
いずれのプランにおいても、50以上のカスタムコンテンツタイプが利用できたり、さらにJira、GitHub、Slackなどの外部ツールとのインテグレーション機能がついております。
プラスプラン(旧チームプラン):
チームのナレッジやプロジェクトを同じ場所で整理するために、Notionを始めたばかりの会社に最適です。少人数から利用したいチームがおすすめです。
ビジネスプラン:
複数の部門横断的なチームをNotion上でまとめたい会社のために設計されています。
従業員による大規模なアクセスを管理するSAML SSO、機密性の高い文書用のプライベートチームスペース、コンテンツに関する実用的なインサイトを提供する高度なページアナリティクスなどの機能が含まれます。
エンタープライズプラン:
今までよりさらに多くの機能が追加されました。
これにより組織全体に渡るNotionの展開・管理が、ずっと容易になります。
具体的には、管理者の役割とセキュリティ設定がより細かくでき、ワーススペースのアクティビティで監査ログとドメイン申請がより可視化されるように。また、ワークスペースのアナリティクスにより、従業員による会社のワークスペースの使用状況を確認できます。
企業導入ならエンタープライズプランがおすすめ
エンタープライズプランを契約するメリットは、「Notionでできることの幅が増える」ことです。
セキュリティ機能が充実
無制限のページ履歴
専任のカスタマーサクセスマネージャー
特にセキュリティ強化を実施したいチームや企業には有効なプランと言えるでしょう。
すでに多くの企業がエンタープライズプランを契約し、情報管理やプロジェクト管理を進め、組織の成長の礎としています。
▼エンタープライズプランについては
Notionエンタープライズプランでできることは?〜特徴や企業におすすめの理由〜
おすすめ理由1 - セキュリティ機能が充実
Notionは外部公開やゲスト招待のよう便利な機能がたくさんありますが、これらをしっかり管理しないと会社のセキュリティリスクにつなぐかもしれないです。
エンタープライズプランだと、
下記のような高度なセキュリティ機能が揃えており、社内でのセキュリティリスクを防げます。
SAML SSO
ユーザープロビジョニング(SCIM)
監査ログ(Audit-Log)
Web公開の禁止
ゲストの無効化
ワークスペースまたぎの移動を禁止
エクスポートを禁止
ワークスペースアナリティクス
セキュリティとコンプライアンスに関するインテグレーション
おすすめ理由2 - 無制限のページ履歴
間違えてデータを削除してしまった時はありませんか?
Notionはページの履歴を確認でき、復元が可能です。しかしながら、今回の料金プラン変更により、プラスプランでは最大30日間、ビジネスプランでは最大90日間のページ履歴しかアクセスできなくなりました。
エンタープライズプランでは、無制限にページの履歴をアクセスすることができ、万が一の時でもすぐにデータを復元できます。個人利用ではなく会社の情報だからこそ、必要な機能です。
おすすめ理由3 - 専任のカスタマーサクセスマネージャー
Notionは機能が多い反面、使いこなすために時間がかかります。エンタープライズプランに契約すると専任のカスタマーサクセスマネージャーがつき、あなたの会社がNotionを最大限に活用できるようにサポートします。
また、万が一重要なデータを間違えて削除してしまった時やシステムエラーが発生した時に、専任のカスタマーサクセスが優先的に対応します。
Notion導入のサポートならノースサンドにお任せください
❓Notion新料金プランに関するFAQ❓
-
プラン名が「チームプラン」から「プラスプラン」に変更されますが、サブスクリプションの料金に関しては変更はありません。
-
プラン名が「プラスプラン」に変わります。これまで同様、メンバーは1人に限られます。また、サブスクリプション価格も変わらず、年払いでは月額US$4、月払いでは月額US$5です。学生および教育関係者は無料です。
-
学割プランにサインアップした方は、同じ機能をすべて使用でき、特に変更はありません。認定を受けた高等教育機関の学生や教員で、教育機関のメールアドレスを持っている方は、プラスプランの機能を無料で利用できます。(メンバー上限は1人)詳しくは、こちらのページよりをご覧ください。
-
Notionはユーザーに対し調整のための猶予期間を設けるため、制限はすぐには適用されません。ゲストの制限人数を著しく超過しているワークスペースについては、用途に適したプランをご提案するため、Notionチームからご連絡させていただく場合があります。
-
ワークスペースのいずれかの有料プランにアップグレードすると、メンバー1人ごとに料金が課金されます。例えば、プラスプランの料金は、メンバー1人あたり月額US$10または年額US$96です。月払いで5人のメンバーがいる場合は、毎月US$50が課金されます。
-
返金をリクエストするには、アプリ内でNotion社にお問い合わせいただくか、team@makenotion.comまでメールでご連絡ください。
-
エンタープライズプランの導入をご検討されている方は、こちらよりお問い合わせください。
-
デビットかクレジットカードでお支払いが可能です。ACHか電信送金でお支払いの場合は、請求サイクルの初日に請求書がメールで届きます。 また、エンタープライズプランご契約で、日本円での請求書払いをご希望の方はこちらよりお問い合わせください。
-
セキュリティチェックシートなどを無料でご提供しています。詳細はお問い合わせください。
Notion新料金プラン変更点まとめ
今回の料金プラン刷新では、個人もチームも最大限に活用できるように改善されました。
サブスクリプションの料金に関しては変更はありません。
個人ユーザーが無料で利用できるフリープランがより充実に
複数の部門横断的なチームに適した「ビジネスプラン」の登場
あらゆるチームのニーズを満たすプランセレクション
本記事がNotion新料金プランについて参考になれば幸いです。