6-13. テンプレートを活用する
Notionがワークフローとして組み込まれてくると、定常的な作業が発生し、テンプレートの利用が必要になってきます。 テンプレートが必要となってくるのはとても良い傾向です。Notionでは中級者に位置する機能ではないでしょうか。
テンプレートには下記の種別があります。
ページに対するテンプレート
ベースとなるテンプレート機能です。 /template
で呼び出すことができます。
TEMPLATE
の薄黄色の枠に表示されている内容がボタンを押すごとに複製されます。
枠の中身はD&Dに対応しているため、既に存在しているページをそのままテンプレートとして表現可能です。
このテンプレートは複数のブロックで構成する事ができます。ページ内配下にページを作成し、ある程度のツリー構造体と一緒に生成することも可能です。あまり多すぎるブロック構造は失敗します。
テンプレート部分には作成済みのブロックもドラッグアンドドロップで移動できるため、そちらを活用するととても作りやすいです。
データベースに対するテンプレート
データベースの新規データ追加時に利用できるテンプレートです。テンプレート動作の原則としては、ページテンプレートと同一の動作をします。
オリジナルメモboxを作ろう では、このデータベーステンプレート機能を使ってメモ機能の拡張を実施しています。
外部公開されるテンプレート
こちらは、明確にはテンプレートの機能ではありませんが、ユーザに Duplicate
を許可することによってテンプレート相当に動作します。
これによって、同一ワークスペースでないユーザにもテンプレートとしてページを共有することができます。
テンプレート機能は、チーム内での利活用を促進させるためにも是非使いこなしたい機能です。