Notionの新料金プラン変更

Notion新料金プランを徹底解説!

〜企業で導入するならどれがお得?〜

2022年12月7日(2025年3月28日更新)


Notionでは、ユーザーの利用用途に応じて複数のプランを用意しています。これまで、数々の刷新が行われ、なくなったプランや新設されたプランがあります。

本記事では、Notionの料金プランや、個人や企業におすすめのプラン、お得にNotionを契約するための方法について解説していきます。

▼動画でも解説しています👇
【全員必見】Notionの"ビジネスプラン"って何?!😳【最新アプデ情報】


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個人ユーザーは、有料プランの契約は不要

Notionを利用する際、個人ユーザーであれば、無料で利用できる「フリー」プランが最適です。「フリー」プランでも機能が充実しているため、基本的には有料プランを契約する必要はありません

しかし、チーム連携やドキュメント、プロジェクトの一元化を進めるための機能が必要な場合や、企業で利用するのであれば、Notionの有料プランが最適でしょう。

パーソナルProプランや学割プランを利用している人はどうなる?

・パーソナルProプランを利用している人の場合:

プラン名が「プラス」プランに変っています。これまでと同じように、メンバーは一人に限られます。また、サブスクリプション価格も変わらず、年払いでは月額1,650円、月払いでは月額2,000円です。

・学割プランを利用している人の場合:

学生および教育関係者は引き続き無料でNotionを利用できます。

Notionの学割プランは今後も提供される?

学割プランは、同じ機能をすべて使用でき、これまでと変更はありません。

認定を受けた高等教育機関の学生や教員で、教育機関のメールアドレスを持っている方は、プラスプランの機能を無料で利用できます(メンバー上限は一人)。

詳しくは、以下のページをご覧ください。

Notion公式ページ


Notionの最新料金プラン

Notionはすべてのユーザーの利用体験を向上させるため、個人もチームも最大限に活用できるような設計のもとで、常に見直しが図られています。プラン名のみならず、それぞれのプランで利用できる機能も改善しています

また、複数の部門横断的にチームをNotion上でまとめたい会社向けに「ビジネス」プランというプランも用意しています。

これまでの料金プランから変更されたポイントは主に4つあります。

  1. プラン名の変更

  2. フリープラン(旧パーソナル)の機能が増加

  3. ビジネスプランが新たに追加

  4. ゲスト数の新しいガイドライン

Notionの新プラン名

1. プラン名の変更

今回はエンタープライズプランを除いて、すべてのプランの名前が変更されました。また、従来の「パーソナルPro」プランが廃止され、新たに「ビジネス」プランが追加されました。

サブスクリプションの料金については変更ありません。

2. フリープラン(旧パーソナル)の機能が増加

Notionの新プラン「フリープラン」

料金プランの改定において、フリープランで利用できる機能の変更が重ねられました。

Notionはより多くの人が自分のツールを構築して仕事や生活に役立てられるよう、無料版への機能拡充をし続けています。新たになった「フリー」プランでは、従来の有料プラン(パーソナルPro)でのみ利用可能だった機能が解放されました。

3. ビジネスプランが新たに追加

「パーソナルPro」プランが廃止され、追加された「ビジネス」プランでは、複数の部門横断的なチームをNotion上でまとめたい会社のために設計されています。

Notionの新プラン「ビジネスプラン」

「プラス」プラン(旧チームプラン)と比較した場合、下記の機能が使えます。

  • 従業員による大規模なアクセスを管理するSAML SSO

  • 機密性の高い文書用のプライベートチームスペース

  • ワークスペース全体のエクスポート機能(PDF)

  • コンテンツに関する実用的なインサイトを提供する高度なページアナリティクス

また、ビジネスプランの料金は下記となります。

  • 年払いの場合、$15/ユーザー数/月(日本円の場合、¥2,500)

  • 月払いの場合、$18/ユーザー数/月(日本円の場合、¥3,000)

Notion上の情報をベースに利用できるAIアシスタントサービス「Notion AI」の料金は、詳しくは以下のページからご確認ください。

▶︎【参考】Notionの料金プラン

4. 招待可能のゲスト数に新しいガイドライン

ゲスト機能は、特定のページを外部の業務委託会社やクライアントなどのパートナーと共有するために考慮された機能です。社内のチームにおいて、ゲストで運用するケースもあります。一方で、ゲストの招待可能な人数が変更されていますので注意が必要です。

今回料金プラン変更では、ゲスト数に新しいガイドラインを導入され、それぞれのプランに招待可能な人数が設定されています。これにより、社内でのゲスト運用が難しくなり、ゲストを都度削除する必要が出てきました。

プラン別でゲスト招待可能の人数に関しては下記の表の通りです。

新プランのゲスト招待可能人数

しかし、社内のチームをゲストとして招待しての運用はあまりおすすめしません。Notionでは、ユーザー一人ひとりが自分の作りたい仕組みを自由に作れる点に強みがあります。

これにより、それぞれの現場に合った仕組みができ、生産性の向上につなげることができます。

しかし、ゲストではメンバーと違って、プライベートページを作成する権限がなく、社員が自分で仕組みを作れません。そのため、Notionの強みを発揮できず、せっかく導入したNotionの効果が薄れてしまいます。


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企業の導入におすすめのプランとその理由

あらゆるチームのニーズを満たすために、Notionの料金プランで、企業導入時に選択できるプランが2つから3つに増えました。

企業で利用できるプランは?

企業で利用できるプランは「プラス」プラン、「ビジネス」プランと「エンタープライズ」プランです。

どのプランでも、50以上のカスタムコンテンツタイプが利用できるのに加えて、Jira、GitHub、Slackなどの外部ツールとのインテグレーション機能もついています。

・「プラス」プラン(旧チームプラン):

チームのナレッジやプロジェクトを同じ場所で整理するために、Notionを始めたばかりの企業に最適です。少人数から利用したいチームにおすすめです。

「ビジネス」プラン:

複数の部門で横断的なチームをNotion上でまとめたい企業のために設計されています。

社員による大規模なアクセスを管理ができるSAML SSO、機密性の高い文書用のプライベートチームスペース、コンテンツに関する実用的なインサイトを提供する高度なページアナリティクスなどの機能が含まれます。

「エンタープライズ」プラン:

多くの機能を備えた「エンタープライズ」プランは、組織全体にわたるNotionの展開・管理が容易になります。

具体的には、管理者の役割とセキュリティ設定がより細かくでき、ワーススペースのアクティビティで監査ログとドメイン申請がより可視化されるようになっています。

また、ワークスペースのアナリティクスにより、社員による会社のワークスペースの使用状況を確認できます。

企業導入ならエンタープライズプランがおすすめ

「エンタープライズ」プランを契約するメリットは、「Notionでできることの幅が増える」ことです。

  • セキュリティ機能が充実

  • 無制限のページ履歴

  • 専任のカスタマーサクセスマネージャー

特にセキュリティ強化を実施したいチームや企業には有効なプランと言えるでしょう。すでに多くの企業が「エンタープライズ」プランを契約し、情報管理やプロジェクト管理を進め、組織の成長の礎としています。

【参考】エンタープライズプランについては以下のページもご覧ください。
Notionエンタープライズプランでできることは?〜特徴や企業におすすめの理由〜

おすすめ理由1 - セキュリティ機能が充実

Notionは外部公開やゲスト招待のよう便利な機能がたくさんありますが、これらをしっかり管理しないと企業のセキュリティリスクになり得ます。

Notionのエンタープライズプランはセキュリティ機能が充実

エンタープライズプランの場合、次のような高度なセキュリティ機能が揃えており、社内でのセキュリティリスクを低減させることができます

  • SAML SSO

  • ユーザープロビジョニング(SCIM)

  • 監査ログ(Audit-Log)

  • Web公開の禁止

  • ゲストの無効化

  • ワークスペースまたぎの移動を禁止

  • エクスポートを禁止

  • ワークスペースアナリティクス

  • セキュリティとコンプライアンスに関するインテグレーション

Notionのエンタープライズプランにおけるセキュリティ対策については、以下の記事もご覧ください。

▶︎【参考】Notionのセキュリティ対策解説―潜在するセキュリティリスクと防止策を紹介!

おすすめ理由2 - 無制限のページ履歴

Notionのエンタープライズプランは無制限のページ履歴

データを誤って削除してしまった場合、Notionはページの履歴を確認でき、復元が可能です。

しかし、「プラス」プランでは最大30日間、「ビジネス」プランでは最大90日間のページ履歴に限り、アクセスすることができます。

「エンタープライズ」プランでは、無制限にページの履歴をアクセスすることができ、万が一の時でもすぐにデータを復元できます。個人利用ではなく企業の情報だからこそ、必要な機能です。

おすすめ理由3 - 専任のカスタマーサクセスマネージャー

Notionのエンタープライズプランは専任のカスタマーサクセスマネージャー

Notionは機能が多い反面、使いこなすために時間がかかりがちです。「エンタープライズ」プランに契約すると、専任のカスタマーサクセスマネージャーがつき、企業がNotionを最大限に活用できるようにサポートします。また、万が一重要なデータを間違えて削除してしまった時やシステムエラーが発生した時に、専任のカスタマーサクセスが優先的に対応してくれるので便利です。

※Notion公式が提供しているサービスです。
※このサービスには条件が付いております。


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❓Notion新料金プランに関するFAQ❓

  • プラン名が「チーム」プランから「プラス」プランに変更されますが、サブスクリプションの料金に関して変更はありません。

  • プラン名が「プラス」プランに変わります。これまでと同様に、メンバーは一人に限られます。また、サブスクリプション価格も変わらず、年払いでは月額US$4、月払いでは月額US$5です。学生および教育関係者は無料です。

  • 学割プランにサインアップした方は、同じ機能をすべて使用でき、特に変更はありません。認定を受けた高等教育機関の学生や教員で、教育機関のメールアドレスを持っている方は、プラスプランの機能を無料で利用できます。

  • Notionはユーザーに対して、調整のための猶予期間を設けるため、制限はすぐには適用されません。ゲストの制限人数を著しく超過しているワークスペースについては、用途に適したプランをご提案するため、Notionチームからご連絡させていただく場合があります。

  • ワークスペースのいずれかの有料プランにアップグレードすると、メンバー一人ごとに料金が課金されます。例えば、プラスプランの料金は、メンバー一人あたり月額US$10または年額US$96です。月払いで5人のメンバーがいる場合は、毎月US$50が課金されます。

  • 返金をリクエストするには、アプリ内でNotion社にお問い合わせいただくか、team@makenotion.comまでメールでご連絡ください。

  • エンタープライズプランの導入をご検討されている方は、こちらよりお問い合わせください。

  • デビットかクレジットカードでお支払いが可能です。ACHか電信送金でお支払いの場合は、請求サイクルの初日に請求書がメールで届きます。 また、エンタープライズプランご契約で、日本円での請求書払いをご希望の方はこちらよりお問い合わせください。

  • セキュリティチェックシートなどを無料でご提供しています。詳細はお問い合わせください。

Notionの料金プランまとめ

Notionの料金プランでは、個人もチームも最大限に活用できるように改善されました。

  • サブスクリプションの料金については変更なし

  • 個人ユーザーが無料で利用できる「フリー」プランの機能が充実化

  • 複数の部門横断的なチームに適した「ビジネス」プラン

  • あらゆるチームのニーズを満たす「エンタープライズ」プラン

Notionを検討する際の料金プランについて、本記事を参考になればと思います。

新料金プラン解説動画はこちら

【全員必見】Notionの"ビジネスプラン"って何?!😳【最新アプデ情報】

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