「欲しいと思っていたら、資料を先んじて作っていた」

ノースサンドの ”要望を先回り”するコンサルティング 

-石油資源開発株式会社-


石油・天然ガスの探鉱・開発・生産・供給などを行う石油資源開発。

同社は全社員向けに情報発信するポータルサイトとして、他社サービスからNotionへ移行しました。移行にあたりネックとなったのが、1600人以上の社員にNotionのトレーニングを実施することです。そこでノースサンドがコンサルティングとしてトレーニングを実施し、全社員が使えるように支援いたしました。

ノースサンドのコンサルティングを受け、「度肝を抜かれた!」と語るのは、石油資源開発でのNotion導入を進めた西田拓也さん。ノースサンドのどこに驚きを感じたのでしょうか。西田さんに語っていただきます。


石油資源開発株式会社

経営企画部 デジタル戦略グループ

西田 拓也 さま

サマリ


  • 他社のサービスを社内ポータルとして使っていたが、不便さを感じ、Notionに移行した。

  • Notionを使ったことで業務改善が行えた。

  • ノースサンドがNotionのコンサルタントとしてトレーニングを実施。

  • 4つのレベルに分けられたトレーニングを受けたことで全社員がNotionを操作できるまでになった。

Notionを使うことで情報の透明性が確保でき、情報格差を是正できる

石油資源開発さんは、2023年1月からNotionを全社導入されています。
導入に至った経緯を教えてください。

「弊社では社内ポータルサイトとして、Notionを利用しています。以前は別サービスを利用していましたが、検索しても時系列に沿った結果が出ず、不便さを感じていました。新しいポータルサイトを探していたところ、X(旧ツイッター)にNotionの情報が流れてきて、調べてみたら400人規模の会社が使っていると分かり、まずはトライアルとして使ってみることにしました」

Notionに触ってみて、どう感じましたか?

「トライアルでは社内で有志を募り、Notionを含めたいくつかのサービスを使ってもらったのですが、意外な結果が出たんです。他サービスに比べ、Notionを使った時の方が、社員が積極的になったんです。積極的になった理由は、Notionの特異性からきていると思います。Notionは、自分のやりたいことに合わせて、仕組みを作れるツールです。自分でできるからこそ、ユーザーは積極的になる。人を変える力がNotionにあるのだと思います」

全社導入を進めるうえで、やって良かったことは何でしたか?

「トライアル後に実施した効果検証は、社内導入をスムーズに進めるのに役立ちました。効果検証には、事業所や現場とコミュニケーションがある社員に参加してもらったのですが検証後、参加した社員がNotionを広げてくれ、結果的に周知させる基盤を作れました。また発信力のある部長に使ってもらったことも大きかったです。その方から、『Notionを使うことで、会議資料やプロジェクトの内容を社内共有できる。また、情報の透明性が上がっていくので、情報格差が是正できる』と評価してもらえました。その言葉は社内承認を進める上で有効でした」

プロジェクトの進行スピードを上げ、組織変革も期待できるNotion

Notionの利用用途を教えてください。どのように使っているのでしょうか?

「基本的には、全社員向けの社内ポータルです。ここでは、会社も含め1600名以上の社員に向けて、人事情報や社内イベント、福利厚生の案内などの情報を一斉発信しています。部門別のポータルサイトもあります。なお全部門のページを誰でもアクセスできるように設定しています」

なぜ情報を全て開示しているのでしょうか?

「内部構成を、縦割りから横割りに変えたいという思いがあり、情報をフルオープンにしました。もともと縦割り文化が定着しており、時には部門間での対立が起こっていました。しかし、競合すべき相手は社外にいます。競合他社に負けないために、横の繋がりを作って、会社として結束すべきです。そのためにも情報をフルオープンにし、他部門を知ってもらうことで、横割りに変えられるのではと思っています」

Notionを使って、組織の構造変革をされているんですね。
業務面で、変化を感じたことはありましたか?

「はい、2つの変化が生まれました。

  • タスク漏れを防げる

  • メールが減り、進行スピードが上がった

1つ目のタスク漏れを防げた理由は、Notionで共同編集ができるからです。たとえば、社外の方とプロジェクトを進める際、ゲスト機能を使って、社外の方をページに招待します。みんなで編集ができ、みんなが同じページを閲覧できるようになると、より共通認識を持って動けるため、タスク漏れを防げるんです。

メールが減り、進行スピードが上がった理由は、タスク管理やファイルの送受信、といった連絡のやり取りがNotionひとつで完結できるためです。もしサイズの大きなファイルをメールで送信するとなると、ファイルを別の場所に置きメールでファイルの格納先と説明を送信。この作業に、やや煩雑さを感じ動きが鈍くなってしまうんです。しかし、Notionなら1つのページの中で全てが完了できるのでスピーディーに動けます。結果的にメールは減り、2〜3日かかっていた作業が半日に短縮できました」

社内ポータルのトップページ

全社員がアクセスできる部門別ポータルサイト

親身になって対応してくれるコンサルティング

石油資源開発さんは、ノースサンドと共にNotion導入を進めてきました。

「Notionを導入すると決めた時から、お付き合いがスタートしました。今回の利用数は、子会社を含めた1600人以上の社員です。この規模の導入は自分たちだけではできないため、Notion販売代理店のノースサンドさんにお声がけさせていただきました。導入にあたり、まずはNotionのトレーニングが必要となります。ノースサンドさんは最適なプログラムを用意してくれました」

どんなトレーニングでしたか?

「全社員向けに4段階トレーニングを用意してもらいました。レベル1〜4まで分けられ、レベル1と2で基礎力が付き、レベル3と4で応用力が身に付きます。レベル2まで受ければ、Notionを操作することができ、ほぼ全員が、レベル2まで受講できました。実際にNotionを触りながら学べる点が良かったです」

トレーニング期間はどれくらいでしたか?

「弊社の場合は3ヶ月ほど。各レベルを6回ごと、合計24回開催いただきました。弊社はエネルギーの専門企業のため、ITリテラシーは社員によって大きく差があります。初回のトレーニングでは、ITの基礎的な質問が飛び出すときもありました。そこで、そういった質問が出ることを想定したトレーニングに作り変えてくれたんです。このような臨機応変な対応には助けられました」

ノースサンドのコンサルティングの特徴は、なんだと思いますか?

「二人三脚で動いてくれることです。全社導入を進めるにあたり、乗り越えるべき壁がたくさんあります。でも、ノースサンドさんは導入を進めるための虎の巻があるのか、親身になってノウハウを伝授していただきました。

また、驚かされたこともありました。 トレーニング期間が終わった後は、ノースサンドさん無しで我々だけでNotionのトレーニングを進めなければいけません。トレーニング用のプログラムを、私が作らないといけないなと思っていたある時、非同期で学べるオンボーディングページを突然、『作りました。どうぞ!』と渡してくれたんです。クオリティの高さもさることながら、こちらの要望を察し、先んじた対応に、度肝を抜かれました(笑)」

Notionの哲学を熟知しているノースサンド

今後、Notionでやりたいことは、ありますか?

「はい。今はまだ情報発信の中身が、ホームページと変わっていません。その原因が、Notionにどんな情報を載せていいのか分からず、機密情報かそうでないかと、情報の分類整理ができていないからです。また、Notionを通してタスクや進捗状況を誰かと共有する便利さをまだ実感していない社員がいます。今後は働き方のモデルケースを作り、情報を発信していきたいと思っています」

やりたいことを実現するために、ノースサンドに期待していることはありますか?

「どう展開していけばいいかを教えていただきたいです。またNotionを定着させるためには、Notionの哲学を広げる必要があります。ノースサンドさんほど、哲学を深く理解している企業はないと思っています。哲学を加味した提案を期待しています」

インタビュー動画

Notionの導入ならノースサンドへ

すでに多くの大企業がNotionを利用し、情報管理やプロジェクト管理を進め、組織の成長の礎としています。ノースサンドでは1ヶ月間無料で導入をサポートしており、以下のようなサービスを実施しております。

  • 1ヶ月間無料でエンタープライズプランを利用可能

  • 社内に浸透して行くためのトレーニングを提供

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